ネットショップ・ECサイトの施策の目的と手段を把握しよう
~第一章「販売戦略」前回までのおさらい~
ネットショップで売上を上げるために、様々な対策を行ってると思いますが、
実際に作業をしていたり、ページを作ったり、商品を登録をしていると、
いったいいま自分は
「何のためにやっているのか」
「今やっていることで売上が上がるのだろうか」
と迷いが出てきたり、このまま続けていいのかと不安になることが出てくるかもしれません。
いま自分が
「何のために(=目的)」「何をしているのか(=手段)」
をしっかりと把握しておくことで、この道を行けばいいと自信をもって取り組むことができます。
ここでは、誰のために何をするか をハッキリさせるため、全体像を考えてみましょう。
まず、初めてショップに来てくれたお客様(=新規顧客)と、常連さん(=リピーター)とでは、接客方法も変わってきます。
どこからお客さんが来てくれて、どの売り場(カテゴリーページ)や商品(商品ページ)を見てくれたのかを考えます。
また、常連さんになってもらうにはどうすればいいのか。を考えていきます。
一番効果的なのは、ペルソナさんになりきって、新規顧客からリピーターになるまでのシナリオを考えてストーリーを作ってみます。
白紙のA4用紙に全体的なストーリー(カスタマージャーニー)を作ってみましょう。
そうすることで、あなたのショップの全体像をまず大まかに把握できます。
カスタマージャーニーとは
お客さんが商品を購入するまでのプロセスをまとめたもの。お客さんがどのようにして商品やブランドを認知し、どういったきっかけで関心を持ち、購入に至るのかという道筋を、「旅」に例え、お客さんの行動や心理を時系列的に可視化したもの。
これから何をするにしても目的迷子さんにならないように
「何のために(=目的)」「何をしているのか(=手段)」
を常に確認しながら、次章以降で具体的な対策内容を学んでいきましょう!
今日はここまでです。