アパレル系ネットショップ集客のSEO対策【前編】
こんにちは。GMOメイクショップでECコンサルタントをしている白坂です。
みなさん、ネットショップの集客対策、なにかしていますか?
アパレルといえばやはりInstagram?
それともFacebookやTwitter?
はたまたLINEでしょうか?
アパレル系ネットショップを運営するうえで、SNSを活用した集客はいまや当たり前になっていますよね。
ではSNS以外での集客対策はいかがでしょう。
アパレル系ネットショップの担当者さんから売上アップのご相談を受けるなかで、集客について聞いてみると「SNSはやってます。それ以外は特に・・・」といった回答は非常に多いです。
もちろんSNSでたくさん集客できるに越したことはありません。
ですがネットショップにおける集客でSEOは基本中の基本です。
それを怠ると「オープンしてしばらく経つのにショップ名で検索しても全然ヒットしない・・・」ということにもなりかねません。楽天市場やYahoo!ショッピングのように、モール自体に集客力がある場合はともかく、独自ドメインでネットショップを運用するのであれば、SEO対策もしっかりとおこないましょう。
この記事では、アパレル系ネットショップで実施すべき基本的なSEO対策と、やってしまいがちなNGポイントについて前編、後編にわけてご説明していきます。
ぜひ本記事をサイト改善に役立てていただけると嬉しいです。
それでは早速まいりましょう。
そもそもSEOって?
「SEOって耳にしたことはあるけど、なんだかイマイチわからない」という方のために、まずはざっくりとご説明します。
SEOは「search engine optimization(検索エンジン最適化)」の頭文字を取ったもので、そのまま「エスイーオー」と読みます。「検索エンジン」は、普段みなさんがインターネットで調べものをする際に使う「Google」や「Yahoo!JAPAN」のことをいいます。
例えばGoogleで「スニーカー コーデ」と検索すれば、スニーカーのコーディネートが紹介されているwebサイトが表示され、「スニーカー 通販」と検索すれば、スニーカーの通信販売を行っているwebサイトが検索結果に表示されるというわけです。
さて、ここでもしあなたがスニーカーのネットショップを運営しているなら、自社サイトはぜひ1ページ目の上位に表示させたいですよね。上位表示させるためには自社サイトをGoogleにきちんと評価してもらわなければいけません。
そのための対策、つまり「自社サイトを検索結果の上位に表示させるための対策」のことをSEOといいます。
極端な言い方をしてしまえば「Googleの気に入るwebサイトにして検索順位を上げる」ことですね。
ちなみにYahoo!JAPANはGoogleの検索エンジンを使用しているので、SEO対策≒Google対策と考えていただいてかまいません。
SEOの手法は変化している
さて、そんなSEOですが、誕生してから20年以上(30年以上という説も)経っておりその手法は一定ではなく、年々変化しています。
その流れの中で昔は「よし」とされていた手法も、現在では評価されないどころか場合によってはGoogleからペナルティを受け、検索順位が下がったり、そもそもヒットすらしなくなってしまうことがあります。
例えば代表的なものでは
- ページ内に過度なキーワードの詰め込み
- 被リンク(他サイトからのリンク)購入
- ページ数を増やす目的で品質の低いページを量産
などがあり、こういった悪質な手法を「ブラックハットSEO」といいます。
いまだにSEOの企業様から「リンク買いませんか?(こんな直接的な表現はしませんが)」と営業された話を耳にしますが、「リンクを購入する」という行為はGoogleに非常に嫌われますのでご注意くださいね。
逆にGoogleから好まれるSEO対策の手法を「ホワイトハットSEO」と言います。
みなさんが実施すべきSEO対策はこの「ホワイトハットSEO」ですが、その方法については記事の後編でご説明していきますのでお楽しみに。
それではまた。