テレワークが普及した今、在宅時間が増えたサラリーマンやOLも多いでしょう。その在宅時間は、今までやってみたかったことに挑戦するチャンス!
ネットショップ(ECサイト)運営に興味を持っている人は、まず副業から始めてみてはいかがでしょうか? ここでは、余暇やスキマ時間を使ったネットショップ運営のポイントをお伝えします。
目次:
副業でネットショップを運営できる?
スキマ時間を使ったネットショップ運営のポイント
- 趣味や特技を活かせるジャンルを選ぶ
- SNSを使って集客する
- 毎日のルーティンに組み込む
- 発送作業はまとめて行う
副業でネットショップを運営するときの注意点
- 「特定商取引法に基づく表記」を記載する
- 所得金額が20万円以上になったら確定申告を
まとめ
副業でネットショップを運営できる?
ネットショップ運営といっても、いきなり大それたことをやる必要はありません。まずは「趣味を実益に変えてみよう」くらいの気持ちで、副業から小さく始めることもできるのです。
ネットショップを運営している人の中には、普段は会社員として働きながら、副業として月1〜2万円程度の収入を得ている人も多くいます。自分の趣味や特技を活かして、小遣い稼ぎをしたり、家計の足しにしたりしているのです。
ただし、会社員なら事前に会社の副業に関する規定を確認しておきましょう。住民税などから副業をしていることが会社に伝わる可能性もあるため、不安なら事前に会社に申し出ておくと良いでしょう。
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スキマ時間を使ったネットショップ運営のポイント
ネットショップ運営を効率的に行うために、仕事や家事の合間にあるスキマ時間を有効活用できると良いですよね。ここでは、スキマ時間を使ったネットショップ運営のポイントをお伝えしていきます。
○趣味や特技を活かせるジャンルを選ぶ
ネットショップ運営で大事なのがジャンル選びです。自分の趣味や特技を活かせるジャンルであれば、夜の時間や休日など普段からやっていることなので、まったく新しいことを始めるよりも負担が少ないはず。
例えば、販売者・購入者共に人気のジャンルがハンドメイドです。アクセサリー、小物、アパレル、紙モノなど、一般の人による手作り作品がネットショップで売買されています。ニッチな商材であってもマニア層が存在しているため、リピーターを獲得しやすいのもポイントです。
○SNSを使って集客する
ネットショップを開設しただけではお客様は訪れません。集客をする必要があるのですが、そこでおすすめなのがSNSです。
InstagramやTwitterなどのSNSを日常的に使っている人も多いですよね。いつも使っているSNSで商品を紹介して、SNS経由でネットショップの存在を知ってもらい、ページに足を運んでもらいましょう。
特にInstagramは写真・動画がメインなので、商品の詳細を伝えやすいという特徴があります。ショッピング機能を使えばネットショップと連携させることもできますよ。
○毎日のルーティンに組み込む
本業のほか、家事・育児も担っている人にとって、ネットショップ運営のために無理に時間を割くと心身ともに大きな負担がかかるもの。それを防ぐために、ネットショップ運営を毎日のルーティンに組み込んでしまうのが良いでしょう。
「時間が空いたらやる」という考えでは結局やらないことの方が多く、気付けば放置状態になることも。
寝る前や会社に行く前の1時間、休日の午前中など、逆にネットショップ運営を日々のルーティンに組み込んでしまった方が、負担が抑えられて継続しやすいのです。
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○発送作業はまとめて行う
発送作業は意外と面倒です。商品の梱包や宛名書き、さらにコンビニや宅配便の営業所に行く手間がかかるため、数日分まとめて行うとラクになります。
最初は週に1回の発送、注文が増えてきたら「毎週水曜・土曜の2回発送」と、発送作業のルーティンも決めてしまいましょう。
注文者でもわかりやすいように、ネットショップには発送日も記載しておきましょう。
副業でネットショップを運営するときの注意点
ネットショップ運営を始めたのなら、たとえ副業であっても「事業者」です。副業の手軽さゆえに、重要な認識や明記事項、そして手続きを忘れてしまう可能性もあります。
ここでは、副業でネットショップを運営するときの注意点を2つ見ていきましょう。
○「特定商取引法に基づく表記」を掲載する
「特定商取引法」とは、消費者の利益を守るための法律のこと。事業者は「特定商取引法に基づく表記」を記載するように義務付けられています。
以下は一例ですが、ネットショップには次のような事項を記載しておきましょう。
- 販売業者名
- 代表責任者名
- 所在地
- 電話番号
- 対応可能時間(営業時間)
- メールアドレス
- お支払方法
- 返品・交換・キャンセルについて
○所得金額が20万円以上になったら確定申告を
会社でもらう「給与所得」と別に、ネットショップの収入は「雑所得」になります。所得金額(売上から経費等を引いた金額)が20万円を超える場合には、確定申告をしなければいけません。
また、すべての事業者には帳簿付けが義務付けられています。帳簿といっても100円ショップの出納帳にお金の出入りを記録する程度でかまいません。帳簿は確定申告にも使うため、コツコツと帳簿を付けておきましょう。
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まとめ
ネットショップ運営は副業感覚で始めてもOK!ただ、続けるためにはスキマ時間を効果的に使う必要がありますし、思わぬトラブルを防ぐために注意すべきこともあります。そうしたポイントをしっかり押さえつつ、自分の趣味・特技を活かしたネットショップを運営してみましょう。
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